行政書士で開業する不安の一つ。実務!実務講座に申し込む必要あるのか?徹底解説!

行政書士の開業情報

行政書士として開業を考えているけど…こんな悩みを持っていませんか。

「仕事を取っても業務なんかできない…だから実務講座を受けてみようかな」

実務未経験だから少しでも実務を学んで開業したいと思っているのではないでしょうか。

実際に私も同じようなことを思っていました。

しかし、ネットなどの口コミを見ると「受けてよかった」などの情報もあれば、「役に立たなかった」などの情報もありどっちが本当なのだろうと迷いますよね。

今回そんな悩みを少しでも解決するため、「行政書士の実務講座は必要なのか」について私の見解を書きました。

読んでいただければ、悩みを解決することができると思います(^^)

それでは、さっそく行ってみましょう。

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そもそも行政書士の実務講座とは

実務講座とは、実務が未経験の行政書士に向けて「大手予備校」や「某行政書士事務所」が開いている実務を学べる講座です。

なぜ?そのような実務講座が生まれたのかと言いますと、行政書士は「資格で勉強した内容」と「実務」がかけ離れているため、資格を取っただけでは実務をこなすことができないからです。

そのため、開業しても実務がこなせず廃業してしまう方も多くいるのです。中には、開業前に二の足を踏む人も…

そこに目付けた「大手予備校」や「某行政書士事務所」は、ビジネスと捉え、実務講座を開き行政書士を支援しています。

実務講座の「種類」や「費用」や「期間」

実務講座は、多数あり講座の種類によって「費用」も「期間」も違ってきます。

以下で講座の種類を紹介します。

伊藤塾
  • 費用… 268,000円
  • 期間…計113時間
  • 内容…申請業務などの実務だけでなく、「開業準備」や「マーケティング」など事務所を運営していくためのスキルも身に付けさせてくれるトータル講座
行政書士実務研修センター
  • 費用… 135,000円
  • 期間…不明(1動画約5~20分)※サンプル動画
  • 内容…50以上の実務が学べる講座
TAC
  • 費用… 116,000円(web講座)
  • 期間…計16時間(8講義)
  • 内容…建設業務など主要実務が学べる講座
アルガードアカデミー
  • 費用… 49,800円
  • 期間…計16時間(8講義)
  • 内容…建設業務など主要実務が学べる講座
行政書士実務開業講座の黒田塾
  • 費用… 298,000円
  • 期間…標準学習期間6ヶ月
  • 内容…相続・遺言実務に特化した講座
行政書士の学校
  • 費用… 9,070円~16,200円 (各講座による)
  • 期間… 120~360分 (各講座による)
  • 内容…建設業務や産業廃棄物業務など個別ごとに講座あり

以上が実務講座の種類です。

分かるように、費用も学習時間も様々ですね。講座によっては何十万円掛かる講座も…

実務講座の講師は「現役行政書士」

それでは、実際に実務講座を受けている人がいるのか?気になるところですよね。

「Twitter」や「他のSNS」で調べましたが、そんなに受講されている方はあまり見受けられません。

それでも、「伊藤塾」や「TAC」などの実務講座を受けられている方たちの口コミがチラホラあるぐらいですね。

正直、講座を受けたわけではないのでどこがおすすめか言えません。

ただし、私が開業しお会いしたことがある同業者さんに、講師をしている先生もいます。

それは、伊藤塾の「新井先生」と「大楽先生」です。どちらもバリバリの現役行政書士ですね。

なので、実務講座の内容はともかく、現役行政書士の「生の声」は聴けるようです。正直、それもあまり必要ないが…

行政書士の実務講座は、利用する必要があるのか?イシマサの見解

それでは、ここからは実務講座に対する私の見解を書いていきます。

そもそも行政書士の実務講座を受ける必要はあるのか?と思う人も多いのではないでしょうか。

私は行政書士の「実務講座を受ける必要はない」と思っています。

なぜなら、実務講座では本当の実務を覚えられないからです。

行政書士の業務は多種多様であるのはもちろん、開業間もない行政書士ならば、その度来る業務が違ってくるので、いざ業務が来たとしても講座で習ったことは忘れてしまっているのです。

なので、実務講座を受ける必要はないと思っています。

ましてや、何十万円もする実務講座なら、他の箇所にお金を使ったほうがいいでのはないでしょうか。

行政書士になる前から実務を学ぶのは「不可能」

また、行政書士になる前から、完璧に実務を学ぶのは不可能と思ったほうがいいでしょう。

実務講座で、実務を学んだとしても、実際に来る仕事は様々で対応できないからです。

実務講座の種類を見てみると「建設関係」や「産業廃棄物関係」などの主要業務がメインですよね。

建設業関係なら、相手が「法人」や「個人事業主」の経営者がほとんどであり、見知らぬ行政書士に頼むことせず、知り合いを通じて相談に訪れるものです。

新人行政書士なら業務を選んで受注はできず、実務講座を受けた実務が来るとも限りません。

なので、来た業務を「全力でこなす」ことで、実務が覚えられます。

実務講座はいらない代わりに実務の「6つの学び方」を紹介

そうは言っても、実務未経験で開業するのは、やっぱり不安ですよね。

少しでもその不安を無くせるように、「実務の学び方」を6つお伝えします。

  • 行政書士会の実務研修を受ける
  • 先輩同業者に教えてもらう
  • 他の士業の力を借りる
  • インターネットを使う
  • 「実務書」や「手引き」を使う
  • 役所を使う

行政書士会の実務研修を受ける

はじめに「行政書士会の実務研修を受ける」です。

行政書士に登録すると、所属する行政書士会の実務研修に参加することができます。

その実務研修に参加すれば、実務を覚えるのが可能です。

画像を見てもらうと、茨城では「行政いばらき」という雑誌が毎月送られてきて、中に「実務研修の情報」が載っています。

気になる実務研修に参加すれば実務の勉強ができます。

私が所属する茨城では、一泊二日で行われる新人研修がありました。そこで「面談の対応」や「実務の覚え方」や「生の事例」を学ぶことができたのです。

私も実務未経験で開業した者なので「開業する前に、実務を覚えたい気持ち」はありました。

しかし、行政書士に登録すれば、このような実務研修がたくさんあるので、心配しなくても大丈夫ですよ・

先輩同業者に教えてもらう

2つ目は「先輩同業者に教えてもらう」です。

前項の実務研修に参加することで、多くの同業者たちと出会え、気が合う先生がいれば実務を教えてもらえます。

実務研修では、「新人行政書士」から「ベテラン先生」も参加しています。

その時に、積極的に自分から挨拶し関係性を築くことで、仕事を受注したとき、実務のアドバイスがもらえるようになるのです。

ここで私の体験談を話します。

前項の新人研修に参加したときに、知り合いになった「講師の先輩先生」がいました。後日、未経験の業務を受注したとき、先輩先生からアドバイスをもらい申請を完了させた経験があります。

なので、行政書士に登録すれば先輩の同業者に会える機会が増えますので、それ利用することで実務がこなせるようになりますね。

イシマサ
イシマサ

先輩行政書士は優しい人が多いです。それはみんな同じように開業する前、実務に不安を抱いたからですね。

他の士業の力を借りる

3つ目は「他の士業の力を借りる」です。

他の士業の先生から「アドバイスを貰う(力を借りる)」ことで、実務を完了することができます。

行政書士の業務は、他の士業と「連携して作業を進めなければ完了が難しいもの」から、「同じ作業(かぶる)をするもの」まであります。

例えば、相続業務の「戸籍取得」や「遺産分割協議書の作成」は、司法書士も行っているので行政書士と被るのです。また、相続登記があれば司法書士に手伝ってもらうしかありません。

このように、他の士業の先生のアドバイスをもらうことで、スムーズに業務が完了でき実務が学べます。

イシマサ
イシマサ

司法書士の先生は、民法などの知識は行政書士より詳しいので、実務を深めるためにアドバイスもらうといいですよ。

他の士業と知り合う方法

では、「どのように他の士業と知り合うのか」教えます。

実務研修を通じて広げていくのがいいでしょう。

実務研修には、司法書士などの「兼業行政書士」も多くいますし、先輩行政書士の「人脈」を通じて紹介してもらうなどすれば、他の士業と知り合うことができます。

私は「開業あいさつ」に来てくれた先生(他の士業)と知り合いになったこともありますね。

このように、他の士業と知り合うきっかけは様々です。

開業して仕事を取るようになれば、自然と他の士業と連携していくことになるので安心してくださいね。

インターネットを使う

4つ目は「インターネットを使う」です。

現在のインターネット情報は「凄い」。

グーグル検索で「相続 手続き 流れ」などを打ち込めば、相続手続きの方法がずらーっと出てきます。

いくつかのサイトを細部まで読めば、相続手続き方法が簡単に分かってしまうのです。

さすがにイレギュラーな問題までは対応できませんが、実務の基本的なことはインターネットを使えば学べますね。

私も未知の業務が来た時は、「業務の概要」や「手続きの流れ」を知るため利用しています。

このように、インターネットも使えば、実務を学ぶことができるのです。

ただし、気を付けなければいけないのは、インターネットの内容が必ずしも当たっているとは限らないので注意が必要ですね。

「実務書」や「手引き」を使う

5つ目「「実務書」や「手引き」を使う」です。

行政書士の実務をこなすために、「実務書」や「手引き」は絶対に必要です。

「インターネット」や「同業他士業から得た情報」は、絶対に正しいとは限らないからです。

もしかしたら、「情報が古くなっていたり」、「誤った知識で説明している」可能性もありますので、何気に危険ですね(^-^;

なので、「実務書」や「役所が作成している手引き」で、基礎知識を身につけるのが、実務を習得するために必要になってくるのです。

行政書士に登録すれば、以下のような画像に載っている実務書籍を購入することができます。

実務書籍申込書

これは、行政書士会から毎月送られてくる「行政いばらき」の中に付属されています。

役所を使う

最後は「役所を使う」です。

行政書士の「許認可」や「相続」や「遺言書」など大半の業務は、行政(役所)が関わってきます。

なので、業務に「関連する役所」に相談すれば、「作成から完了」まで実務の流れを教えてくれます。

この方法が一番安心して実務を完了することができます。

それはそのはずですよね。直接業務の窓口になる役所なのですから…役所の言うとおりに進めれば、嫌でも実務を完了することができるのです。

行政書士は「専門家だから役所に聞くのは恥ずかしい」と思っていてはダメですね。

聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」ということわざあるぐらいなので、分からなければ素直に役所に聞くことが一番です。

実務講座に申し込むより「集客を考える」ことが実務に繋がる

前項で挙げた方法が実務の覚え方です。

読んでいかがだったでしょうか?

「実務講座を受けるか」は、自己の判断になるので「絶対に必要ない」か言われればNOです。

少しでも、行政書士になる前に不安を取り除きたいと思えば、実務講座を受けるのも「一つの手」ですね。

しかし、一度立ち止まって費用面をよく考えてください。行政書士登録費約30万円+実務講座15万円(平均)計45万円も掛かってしまいますよね。

行政書士に登録すれば、いくらでも実務を覚える方法はあります。

そして、実務を本当に覚えるには、実践で学ぶのが一番です。実践とは、仕事を実際に取って業務をこなすことですね。

それが、一人前の行政書士になる近道です。

なので、実務講座に使おうとしたお金を「仕事を取る(集客)方法」に使ったらいかがでしょうか。

今回はここまです。

また次回お会いしましょう(^^)/

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