こんにちは。イシマサ.comです。
前回の記事でLIBMO(リブモ)のメリットを紹介しました。大手キャリアのdocomoと比べてもそん色なく使いやすいと思うので、LIBMOは格安SIMデビューにいいと伝えました。
しかし、たくさんのメリットがあるLIBMOでも他の格安SIMに劣る部分ももちろんあります。そこでインターネット上で書かれているデメリットを一つ一つLIBMOユーザーの私が検証していこうと思います。
【LIBMO(リブモ)】15つのデメリットを検証
15のデメリットと聞いて…「こんなあるの…」と思った人もいるでしょう。
しかし、どこの格安SIMでも似たようなデメリットがあるなど、当たり前となっていることをズラズラ紹介してある場合も多いです。
逆に、LIBMOは今年の3/15から新プランがスタート。データ増量プログラム、端末割引プログラムなどの特典を盛り込んだ新サービスを発表するなど、格安SIM会社の中でも企業努力をしている所だと思います。
完全かけ放題がない

完全かけ放題プランがない。
LIBMOは「10分かけ放題」や当月の国内通話料上位3番号だけ通話料0円になる「かけ放題ダブル」 のオプションしかありません。
私は、10分かけ放題を付けた20GBプランにしています。仕事とプライベート兼用で利用していますが、完全かけ放題が必要と思ったことはありません。
実際に、10分かけ放題を利用してみた感想は…「時間が有効に使える」。例えば、仕事です。以前なら仲が良いお客さんとダラダラと長話をしてしまうこともあったのですが、10分かけ放題にしてからは、要件を伝えるだけで済むようになりました。
長電話をしたいなら、今はLINE電話などのアプリを使えばいいので、完全かけ放題が必須という人のが少ないのではないでしょうか。
キャリアメールが使えない

LIBMOは、docomoメールなどのキャリアメールが使えなくなります。
正確に言えば、「○○○○@docomo.co.jp」などのメールアドレスが使えなくなるということです。
いま現在、Gmailなどの無料メールアドレスが使えるので問題ないと思います。
なので、LIBMOに変更の際は楽天やAmazonなどをキャリアメールアドレスで登録しているなら、変更が必要になるので注意が必要ですね。
LINEのID検索が使えない

LIBMOは、「年齢認証」ができないためLINEのID検索ができません。
これは、LIBMO公式サイトで書かれているので正しいでしょう。しかし、以前も今でもこれからもLINE交換をするとき、ID検索を使うことがあまりないのではないでしょうか。
なぜなら「電話番号追加」もしくは「QRコード」を使った方法があるので…もっぱら私はこの方法を使っています。
3GB以下のプランでは、LIBMOは不利

LIBMOは、データ量3GB以下のプランだと、他社の格安SIMと比べて不利です。
1~3GB(月/税抜) | |
楽天モバイル | 0~980円 |
BIGLOBE | 700円 |
IIJmio | 780円 |
HISモバイル | 790円 |
Y!mobile | 900円 |
UQモバイル | 900円 |
LIBMO | 980円 |
mineo | 1,180円 |
簡単に比べてみましたが、LIBMOは下から数える方が早いですね。低GBプランだと不利になっているのが分かります。
Wi-Fi環境がある場所での利用が多いなどの理由で、そこまでGB数が必要ない人にはLIBMOは向いていないかもしれませんね。
家族割がない

LIBMOは、お得な家族割引きがありません。
格安SIMを提供しているY!mobileやBIGLOBEなど一部では、2台目以降は毎月○○円割引される家族割りサービスがあったりします。
LIBMOに、このようなサービスがないのは残念です。家族で2台3台とスマートフォンを持つなら少しでも利用料金を安くできる家族割引は魅力的なサービスですよね。
ただし、家族割引があるからといって、利用料金が必ず安いとは言い切れません。以下で家族割引がある格安SIMを表で比べました。
1台目(月/税抜) | 2台目(月/税抜) | 合計(月/税抜) | |
LIBMO | 1,810円 | 1,810円 | 3,620円 |
Y!mobile | 2,980円 | 1,980円 | 4,960円 |
BIGLOBE | 5,000円 | 4,800円 | 9,800円 |
mineo | 1,980円 | 1,930円 | 3,910円 |
IIJmio | 2,900円 | 2,900円 | 5,800円 ※データシェア |
NifMo | 2,750円 | 2,750円 | 5,500円 ※データシェア |
どうでしょうか。必ずしも家族割引があるからといって安くなるとは限らないことが分かったと思います。ただし、今回はデータ量15GB以上で比べてみたので低データ量で比べたら違いはあるかも知れませんね。
「@TCOMヒカリ」とセット割が微妙…

LIBMOは、「@TCOM(アットティーコム)ヒカリ」と一緒に申し込むとセット割が適用されます。ですが、200円引きと大幅な割引額ではないのでそんなにお得ではありませんね。
しかし、他の会社も同じようで大きな割引がされるわけではありません。
格安SIM(月/税抜) | ヒカリ回線(月/税抜) | セット割 | 合計(月/税抜) | |
LIBMO | 1,810円 | 5,100円 | 200円 | 6,690円 |
Y!mobile | 2,980円 | 5,200円 | 500円 | 7,630円 |
BIGLOBE | 2,480円 (UQ mobile) | 4,980円 | 500円 | 6,960円 |
OCN | 1,600円 | 5,100円 | 200円 ※1契約 | 6,500円 |
時間帯によって速度が低下する

Y!mobileやmineoなどの格安SIMは、利用者が混雑する時間に通信速度が低下することがあります。もちろんLIBMOも例外ではありません。
朝(7:00~9:00) | 昼(12:00~14:00) | 夜(15:00~) | |
通信速度 | 12~15Mbps | 0.5~2Mbps | 10~15Mbps |
YouTubeなどの動画をストレス無く視聴するには、平均4Mbpsが必要と言われています。
データからも分かるようにお昼の時間帯は、YouTubeだけでなくSNSやブログの表示も遅くなります。
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お昼時にYouTubeを見ようとすると、表示されるのが遅いです
回線品質が悪い

LIBMOは、電話回線が悪く通話の品質が悪いと言われることがあります。
以前ならそうゆうこともあったのかもしれませんが、docomoからLIBMOに変更して実際に使っていますが、通話品質はほとんど変わりません。
docomo時でも、電波が悪ければ切れることもありますし、LIBMOも同じように電波が悪い場所では切れます。
そもそもdocomo回線を利用しているLIBMOなので、通話品質に問題が少ないと思います。
店舗が少ない

LIBMOは、静岡県を本拠地とする株式会社TOKAIコミュニケーションズです。なので、直営店は静岡県しかありません。
確かに直営店が少ないので、大手キャリアと同じ手厚いサポートは期待できないかも知れません。
といっても、直営店がないだけで全国大手家電量販店に「@TCOM」の窓口店舗がある場所ならLIBMOも対応して貰えます。
例えば、私は茨城県住みですが、自宅近くのケーズデンキに「@TCOM」があり、ここでLIBMOの契約から開通作業まで行いました。
「契約から初期設定」まで自分でする必要がある

それでも近くに「LIBMOの直営店舗」も「@T COM」の窓口店舗も無かったら、初期設定などはインターネットから自分でする必要があります。
格安SIMに変更しようとしている人は、比較的20~40代の人が多い気がします。実際に私も30代後半です。その反面、私の親は、「よく分からないから」という理由でdocomoを利用しています。
私と同じ年代かそれより下の世代なら、インターネットですべて完結できる「契約から初期設定」もそつなく行うことはできると思います。
実際にLIBMOサイトで、契約から利用までの解説したページがあります。
買える端末が定価!ハイエンドスマホの取扱がない!
LIBMOは、端末も購入することができます。ですが、その端末は「定価であまりお得感がない」更に「高性能なハイエンドスマホの扱いがない」などの不満があるようです。
※ハイエンドスマホとは、各社ラインナップの中でも最上級のモデルのことです。例えば、iPhone 11「11 Pro」と「11Pro Max」が該当します。

LIBMOで購入できる「motorola moto e7(税込18,480円)」を楽天で調べたところ、「14,800円」で売り出されていました。3千円くらいの差がありますね。
LIBMOに乗り換えるとSIMロック解除されるので、どの端末でも利用が可能になります。自分が好きな端末を安価で購入できるところを探して購入すればいいだけの話ですよね。
あまり、LIBMOで端末を購入することにとらわれる必要ないでしょう。
電話専用アプリを使う必要がある
LIBMOの「データ通信+音声通話+SMS」プランを申し込んだ場合、以前は「0035電話」という専用アプリが必要でした。
いま現在は、専用アプリは必要なくなり標準電話アプリで使えるようになりました。※2021年04月28日から
プランによって1年以内に解約すると違約金が掛かる
LIBMOは、基本的に契約解除料(9,500円税抜)は掛かりません。ただし「データ通信+音声通話+SMS」プランを申し込んだ場合、利用期間が1年以内に解約すると契約解除料が発生するので注意。
Y!mobileやUQモバイルなど多くが解約解除料は発生しないことが多いみたいです。しかし、LIBMOのようにプランによっては、解約解除料を取る格安SIM会社も一部あるようです。
LIBMOを選ぶときは、原則契約解除料は掛からないが、プランによって掛かる可能性もあるので注意しておきましょう。
支払方法は、クレジットカードのみ

LIBMOは、支払い方法はクレジットカードの決済のみです。クレジットカードがなければ申込不可。ただし、「@TCOMヒカリ」とセットで申し込むことで口座振替が可能です。
クレジットカードを持っていない人はちょっとだけ注意ですね。クレジットカード決済にするとポイントが付与されるカードもあるので、これを気にクレジットカードを作るのもいいのではないでしょうか。
知名度が低い
LIBMOの知名度は、はっきり言って低いと言わざるを得ないです。docomo回線を利用していると言っても、Y!mobileや楽天モバイルと比べたら天と地との差があります。
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LIBMOを知人に紹介したところ、誰も知りませんでした。(茨城住)
人気がないのか…というより、本社が静岡県なのでこちらまで名が通っていないだけかもしれませんね。
しかし、docomo回線を利用しているので、通信問題もなく快適に使えてますし、20GB以上なら利用金額も安値だし、LIBMOはダメということはありません。
まとめ
インターネット上で言われているLIBMOの15個のデメリットがどんな物があるのかざっと見てきました。
そして、ここまで長々と私の意見を交えながら検証させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
「低GBプラン割高」「混雑時の利用速度低下」「店舗が少ない」
LIBMOに限らず、どの格安SIMにしても何かしらのデメリットは必ずありますよね。
また記事を読む前は、「15個もあるのかよ」と思ったでしょうが、1つ1つ読んでもらうとそこまで気にするようなデメリットではなかったと思います。LIBMOを検討しているなら、自分の生活状況とこの記事を参考にしてくださいね。ぜひこの機会にLIBMOユーザーになってみてはいかがでしょうか。
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