こんにちは。イシマサ.comです。
いきなりですが、自分がどんな生命保険に入っているかご存知ですか。
中には、どんな生命保険に加入しているか分かっていない人もいるのではありませんか?
イシマサも、独身時代払っていた金額は知っていましたが、どんな内容でどのくらいの保障がされるのか細部まで分からずに生命保険に加入していました。
そもそも、若い時に大病もすることがなかったので、お世話になる機会はありませんでした。なので、保険料を支払っているお金が無駄と思っていたこともあるぐらいです。
保険に加入する意義はもしもの時のためですよね。
それでも、独身や若い人からすればイシマサと同じように考えてしまい、保険に加入する大切が欠けてしまうのもうなずけます。
最近、保険を勉強しているイシマサとしては、独身でも生命保険に加入することは大切と思っています。
例えば、イシマサが30歳独身なら「貯蓄型の死亡生命保険、がん・三大疾病保険、就業不能保険」のピンポイントで加入します。
簡単に言ってしまったら、高額な掛け捨て死亡保険も入りませんし、ケガや病気をしたとしても、今現在は入院よりも通院が多いのが理由です。
今回、生命保険は必要性について詳しく解説します。貯蓄型の死亡生命保険は必読する価値はあると思います。読んでいただければ、保険の仕組みが分かり面白いと思いますよ。
それでは、今回も行ってみましょう(^^)/
知ってた?医療保険も生命保険の1つ!
まずはじめに生命保険と医療保険について説明します。
そもそも生命保険と医療保険の区別が付かない人も多いと思います。
「生命保険は「死亡時」に保証してくる保険で、ケガや病気の時に保証してくるのが医療保険ですよね?!」
生命と医療と書いてあるので、このようなイメージを持ってしまうのはしょうがありません。しかし、医療保険も生命保険の1つなんですよ(;゚Д゚)
生命保険には、死亡時に保障される死亡保険、ケガや病気の時に保障される医療保険の2つに追加して、がん・三大疾病保険や介護保険も生命保険の種類になります。
だから、死亡保険や医療保険、がん保険などの各種保険をひっくるめて生命保険といいます。
生命保険は80パーセント以上の人が加入している
令和元年の生命保険の全国加入率は、82.1%(生命保険文化センター)
100人中80人以上の人がなにかしらの生命保険に入っていることが分かっています。
加入している人の多くが病気やケガに対して不安。家族などに対する精神的負担を掛けたくないという理由が一番です。
それでも、2割くらいの人が生命保険に加入していないことが挙げられますね。
その理由として、生命保険文化センターの調査で最も多いのが「経済的な理由」が50%と近く占めています。そして、次に多いのが「必要性を感じていない」というのが25%となっています。
経済的な理由はともかく、必要性が感じられないと思う人も多いと思います。
特に「独身」の人はそうだと思います。
なぜなら、自分自身の生活だけを気にしていればよく、保険に対する意識が薄いことが挙げられるからです。

私も独身時代、保険なんか気にしたことがありませんし、当時は親の言われるままに加入していました。
では、実際に独身であっても生命保険は必要ないのか、イシマサの見解を紹介していこうと思います。
独身なら高額な死亡保障の生命保険はいらない
まずは、生命保険の1つ死亡保険からです。
死亡保険は、その名の通り死亡した時に保険金が支払われる保険。
正直、独身なら死亡保険の必要性は薄いと思います。
死亡保険が必要になる人は、自分が亡くなった時…「残す家族」の保障が必要な場合です。
独身の人が、絶対に生命保険が必要ないと言い切れませんが、高額な保障は必要ないですよね。保障が必要なったとしても、「葬儀代」「実親へ残すお金」程度で済むはずです。
そうなると、死亡保険の加入を検討しても、「葬儀代200万円、親へ300万円」の500万円くらいの保障でいいように思います。
なので、必要性は薄いが…加入を検討するなら500万円くらいの死亡保険で十分です。
そもそも、30代での死亡確率って知っていますか?

厚生労働省が発表しているデータに寄ると、令和元年の死亡率は30歳で0.055%です。2000人中1人いるかいないかです。
確率は非常に低いですね。ですが、「まさか」の最悪の可能性もあると思うので、30歳全ての人が完全に必要ないと言えませんね。
ただし、死亡確率の低さと独身を考慮したら、高額な死亡保障が付いた保険に入る必要はないでしょう。そして、加入するなら、10年掛け捨ての死亡保険でいいと思います。
なぜなら、よくよくは結婚、子ども、マイホームなど生活スタイルに変化があったときに、保険の変更をすることになるからです。
参考程度にアクサダイレクト保険の簡易なシュミレーションをしてみました。

30歳、死亡保険金500万円の保険期間10年ならば、月々615円で加入が可能です。満期まで加入したとしても73,800円で済みます。
これをもったいないと思うかは分かりませんが…死んだ後の葬儀代を考えたらそこまで高い保険料だとは感じないと思います。
入院日額が付く医療保険は必要か?がん、三大疾病の保険でピンポイント保障を狙おう
次に医療保険やがん保険、三大疾病の保険について考えていきますね。

医療保険のよくあるパターンが、上記のような「ケガや病気で入院日額5,000円、手術1回につき10万円」などの保障が付いたものです。
働き盛りの独身なら、急きょ働けなくなった時に必要になるのでは?と思うかもしれませんが、
実際にどんな時に入院するだろうと考えてみると…「ガン?」「脳梗塞?」「大事故?」…イシマサはこのくらいしか思いつきませんでした(>_<)
それにこの医療保険というのは、通院治療の場合は1円ももらえないのです。※通院付きの保険もあり。

足いたい…病院でもいってみようかな。(保険適用外)
医療保険はよく考えると、イマイチ使いづらい保険であることが分かりますね。
もしガンと診断された場合、すぐに入院とはいかず、放射線治療など通院が多いのが現状です。
そもそも、ガンや脳梗塞などの重大な病気に対する保障を考えるなら、ガン保険や三大疾病の保険に加入したほうがいいかも。
これからも分かるように、医療保険はあまり必要がないかも知れません。
それよりも、ガンなど不足事態で長期的に働けなくなった時のことを考えて、収入をカバーできる保険(就業不能保険)を選ぶ方が利口です。
にプラスして、ガン保険と三大疾病の保険というのもあり。
独身なら、医療保険に加入せず、ガンなど病気、働けなくなった時の保障を厚くしたピンポイントで加入するのも、1つの手だとイシマサは思います。
そして、ガンや脳梗塞などの三大疾病になったときに、一時金でカバーしておくのがいいでしょう。
さらに医療保険がいらない理由を下記で紹介しますね。
日本の公的保障は充実!医療費3割負担、高額医療費制度の利用で月8万円程度で済む
意外にも日本の公的保障は充実しているんですよ。世界の国々には、医療費を全額負担している国もありますよね。
全額負担といかなくても、日本でも医療費は3割だけ自己負担すれば、7割は国が負担してくれます。
さらに「高額療養費制度」を知っていますか。国の保険が適用される医療費が、高額になった場合、1ヶ月あたりの自己負担額に上限がもうけられている制度です。
上記の画像を見ると、医療費が100万円掛かったとすると、実質負担する自己負担額8万円程度で済んでしまうのです。

年齢と年収にもよりますが、働き盛りだったとしてもだいたい5~17万円ちょっとで済む場合が多いです。
ですので、重い病気に掛かり、長期入院、手術を受けたとしても、高額療養費制度の利用が可能です。
また、高額療養費制度を使っても医療費のお支払いが困難なときには、無利息の「高額医療費貸付制度」なども利用できるので覚えておくといいでしょう。
医療の発展により、入院日数は減少傾向にある
それに、医療が発展してきたこともあり、年々入院する日数も減ってきています。
以下のデータを見てもらうと分かると思います。
主な傷病 | 平均在院日数(平成26年) | 平均在院日数(平成29年) |
結核 | 58 | 45 |
ウイルス肝炎 | 16 | 9 |
胃の悪性新生物 | 19 | 13 |
糖尿病 | 35 | 16 |
高血圧性疾患 | 60 | 15 |
心疾患 | 20 | 9 |
脳血管疾患 | 89 | 45 |
骨折 | 37 | 20 |
これは、平成26年と29年の平均入院数を比較した物です。ほとんどの傷病で入院日数が減少していることが分かりますね。
高血圧性疾患なんか75%も減少しています。
このことからも、入院保障が厚い医療保険の必要性は感じられないと思います。
目先の保険料より、トータルで支払う保険料に着目することが大切
何も考えず医療保険に加入していると割高になるので注意です。
保険を見直すポイントして、目先の保険料ではなくトータル保険料を計算することです。
例えば、30歳入院日額5,000円の終身医療保険、払込期間60歳、保険料1,200円だった場合、総支払額432,000円です。
そして、入院日数45日と一番多い脳血管疾患になったとします。支払われる保険金額は225,000円です。
どうでしょうか。平均入院日数はあくまでも目安ですが、先々なるかも分からない病気に対して、倍以上の保険料を支払うと思うと医療保険は割高ですよね
そもそも、脳血管疾患は脳卒中に入るので三大疾病にもなり、そちらの保険に入っていたほうが安心です。
出典元:スマ保険 出典元:アクサダイレクト生命
上記の画像は、左が「三大疾病保険の簡単見積もり」と右が「終身医療保険の簡単見積もり」を比べた物です。
保険料は、2,180円と1,155円なので三大疾病保険のほうが倍近くすることになります。しかし、三大疾病保険は、病気になったときは500万円保障してくれます。
もし脳卒中になった場合、500万円の一時金を貰うのと、20万円の入院費用を貰うならどちらがいいですか。もちろん、三大疾病保険の500万円を貰うほうが安心ですよね。
このように、保険を見直すにあたって、ただ金額だけ見るのではなく、さまざまな面から考慮することが重要です。
保険の仕組みを学ぶと面白い。貯蓄型保険は保障も付いて資産運用できて一石二鳥!
ここまでで、死亡時の保険、医療保険の必要性についていろいろと分かったと思います。
ここでは、保険の仕組みを簡単に説明します。少しでも保険の仕組みが分かると面白いですよ。
掛け捨て保険って聞いたことありますよね。掛け捨て保険って目先の保険料は安いのですが…将来的には危険なんですよ。何も知らないで入っているとお金をドブに捨てているようなものなんです。
以下で、掛け捨て型と60歳払込型の総支払保険料を算出した表を作りました。
「30歳男性、生命保険:保障金額500万円」
30~40歳 | 40~50歳 | 50~60歳 | 60~70歳 | 70~80歳 | 支払総額 | |
掛捨て型 | 400,800 (月3,340) | 801,600 (月6,680) | 1,603,200 (月13,360) | 3,206,400 (月26,720) | 6,412,800 (月53,440) | 12,424,800 |
60歳払込型 | 2,838,000 (月23,650) | 2,838,000 | 2,838,000 | 0 | 0 | 8,514,000 |
どうでしょう。掛け捨て型の場合、60歳払込型と比べて総支払保険料が400万円近く多く払うことになってしまうのです。

マイホームの頭金レベル…(;゚Д゚)
イシマサが生命保険を見直して「1,500万円」得した記事はこちら↓
掛け捨て保険の危険性は分かったと思います。
そして、保険には貯蓄型(投資)の商品もあるんですよ。
どういうことかというと、毎月保険料を積み立て、その積立金で資産運用しお金を増やす仕組みの保険があるのです。
もちろん、資産運用になるので運用次第で、返ってくるお金が減るリスクもあります。
しかし、資産運用の知識がなくても、保険会社を通して資産運用のプロに運用を任せるので、比較的安心して資産運用が進められるメリットあります。

上記の画像は、イシマサが貯蓄型保険の運用利益を算出してもらった時のデータです。
総支払保険料366万円に対して、解約した時の払い戻し金は2,043万円(運用利率6%)となっているのが分かると思います。

1,500万円以上おトク(;゚Д゚)
あくまでも、算出データになるので未来はどうなるか分かりませんが、投資する価値はあると思いませんか。
これに追加して、投資といっても保険なので、もちろん保障も付いています。

死亡した時には、700万円近くの保険金が支払われることになっています。
この仕組みが分かると保険って凄いし面白いですよね。お金も貯める機能も付いて、かつ、死亡時の保障機能も付いているからです。
もしもの時のために保険加入して保険料を支払っているのにも関わらず、実はお金を貯めているなんて…保険は使い方次第で善にも悪にもなるんですね(^^)/
独身なら「貯蓄型の死亡保険とがん・三大疾病保険、就業不能保険」の3つで十分
以上で生命保険の必要性などを詳しく解説してきました。
生命保険を2倍、4倍にも有効活用するには。
保険の仕組みを知っているか知っていないか。さらに自分に合った保険に加入することです。
イシマサが独身だったら、「貯蓄型の死亡生命保険、がん・三大疾病保険、就業不能保険」の3つを検討します。
貯蓄型は最低保障にし将来の投資!三大疾病などはピンポイント!そして、万が一働けなくなった時のことも考えて、収入保障で安心!
これが冒頭でもお話した「独身でも、生命保険に加入することは大切」とお伝えしたかったことです。
保険を見直すなら保険プランナーに任せると安心
ただ一般の人が独自に「自分に合った保険」を探すのはほぼ困難と思ったほうがいいです。
保険に興味があって勉強しているイシマサであっても…
なぜなら、保険の商品がありすぎて…各会社によって商品名も違いますし、保障内容も少しずつ違ってきます。
逆に同じ内容で同じ保障金額だったとしても、A保険会社とB保険会社で保険料が違ったりするのです。
現在の保険は、競争力が激しいみたいで各々の保険会社がしのぎを削っているそうです←知り合いになった保険プランナー曰く
ですので、保険を選ぶ際は、保険プランナーに相談してしまうのが失敗しない方法です。

上記の画像は、タウンライフの保険プランナーに無料出張相談を依頼した時の画像です。
イシマサは、当事務所に来てもらったのですが、自宅や最寄りのファミレスでも可能らしいです。
出張相談は、ちょっと面倒だと思うなら店舗相談も可能です。
自分に合った保険を手に入れて、何倍も有効活用しましょうね(*^^)v
それでは今回は以上です。
またお会いしましょう(^^)/