これから開業する人は、行政書士業務の1つである相続業務をメインで行いたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
できれば、開業する前から実務の勉強をしたいと考えているはずです。
「近所の書店で売っている本でいいのか」「書店に行ったけど、見当たらないしそもそもどんな本なのかも分からない」など実際にどんな書籍を購入すればいいのか見当もつかないと思います。
私も開業当時は同じように思い、インターネットや書店に足を運んで調べていました。
これから相続対策をしたい人向けの本はあっても、専門家が必要とする実務を覚える本が中々見つかりませんでした。
というのも、私自身が未熟者だったので、どんな本を選ぶべきか分かっていませんでした。それもそのはずですよね。
実務なんかしたこともなければ、行政書士事務所に務めたこともありません。なので、どんな本を選ぶべきかも分かりません。
これから開業される人は、私と同じスタートですので、あまり気にしなくて大丈夫です。
今回は、私が実際に相続業務で使っている実務書籍を紹介します。紹介する書籍で勉強しておけば、相続実務をあせることがなく行えるようになります。

- 相続業務の知識は必須になる
- 相続業務の実務のこなし方
- イシマサが実際に使っているおすすめ5つの書籍「相続編」
- 遺産分割協議書などの書類は行政書士開業セットを購入
- [追記]その後購入して勉強になった相続・遺言書関連16の書籍を紹介
- 幸せを呼ぶ相続の教科書
- 相続バトルを回避する遺言書のつくり方
- 争族にならないための遺産相続―ドキュメント「遺言書さえあれば…」
- 相続対策の9割は遺言書で決まる
- 遺言書と感謝のメッセージ―60歳をすぎたら書いておく もしものときに悔いを残さないために
- 勝つ相続 ~揉めない遺言書の書き方、伝授します~
- 相続・遺言・遺産分割書式体系
- 遺言執行者の実務
- 新版 葬儀・法要・相続・お墓の事典 オールカラー
- 82のケーススタディでわかる遺言書のいちばんやさしいつくり方
- 円満な相続には「遺言書」が必要!―1万件の実例が証明
- 改訂 遺言条項例 300&ケース別文例集
- Q&A「成年後見」実務ハンドブック【改訂版】
- 成年後見人制度の実務と税理士
- 高齢者をめぐる法律問題入門 (東弁協叢書)
- シニアをめぐるビジネスの実際と法律問題―超高齢社会における住まい・介護・契約・高齢者雇用を中心に
- まとめ
相続業務の知識は必須になる
開業すると相続業務の知識が必要になってきます。
なぜなら、ほとんどの新人行政書士は専門的な分野の業務を持っていないので、様々な業務を経験する確率が高いからです。また相続は身近な問題であり、知人親族などから相談を受ける可能性が非常に高いです。
初めて相続業務を受注したときは、前職の同僚からでした。開業してから5か月後の12月暮れだったのを覚えています。開業時にLINEであいさつもしておきました。
開業あいさつを覚えていてくれたらしく、連絡をくれたみたいです。
このように、行政書士で開業すると親近者や身近な知人友人から高い確率で相続に関するご相談が来ます。なので、相続業務が専門にならなかったとしても、知識を入れておくことは必須です。
相続業務の実務のこなし方
実務経験なしで開業を考えている方は、実務をどうこなすか悩むと思います。解決方法としては実務書で知識を蓄えて、現場で対応していくしか方法はありません。
なぜかと言いますと、私自身がそうしたからです。実務書とインターネットを屈指して情報を蓄え、手探り状態で実務を進めて完了させていきます。
例えば、初めての業務が相続の場合、まず始めにインターネットを使って簡単に業務の流れを把握します。その後、実務書を使って膨大な知識を蓄えるようにしています。
お客さんの相談対応した後に不動産の相続登記手続きがあれば他の専門家(司法書士)と連携して進めます。その時に、相続の流れを他の専門家に聞くことも1つの手です。
私も業務が初めての時に、「初めてなので、教えてください」と頼んで教えてもらいましたよ。
実務を覚えるための知識は実務書を使うしかありません。実務書で蓄えた知識を元に、現場で実際に体験して経験値を徐々に増やして覚えていくしかありません。
お客さんの相談対応に苦戦する人は基礎知識が足らない
仕事を受注するときは、必ず相談業務から入ると思います。その相談業務の対応が苦手という先生も多いです。
その原因として知識が圧倒的に足らないからです。
例えば、私がそうでした。開業当初は、実務書の読み込みが足らず、分からないことを聞かれたらどうしようと不安を抱えながら相談業務に対応していました。
基礎知識の重要性
相続業務をこなすためには基礎知識が重要になってきます。
基礎知識があることによって、お客さんの急な質問に対して的確な対応ができるようになります。
お客さんはどんなことでも聞いてきます。例えば、「古い戸籍の読み取り方」「共済金の手続き方法」「財産の割合」「古い資料の確認」相続に関わることならなんでも聞いてきます。
このときに、しっかりと基礎知識を入れておくことである程度のことなら返答できるようになります。
返答できない内容に関しては、難易度が高い相談になるので後日返答すれば問題ないと判断できるようになります。
このように、基礎知識を入れておくことは相続業務をこなすために必要なことになります。
相続業務に必要な3つの基礎知識
基礎知識といってもどんな知識を勉強すればいいのか分かりずづらいですよね。
基礎知識の範囲は以下の3つです。
この3つの範囲を勉強しておけば問題ありません。
なぜなら、この3つの知識があることで、お客さんの相談対応をほぼ完ぺきにこなせるようになり信用されて受注に繋がるからです。
例えば、私は相談対応の時に相続手続きの進め方をお客さんに必ず説明します。また、「相続財産の割合」「遺言書の意味合い」も一緒に説明します。ある程度の説明が済みましたら、私から「聞きたいことはありませんか?なんでも、ご相談ください」とお客さんへ訪ねるようにして悩みを解決してあげるようにしています。
このように、相談業務1つとってもお客さんの悩みはたくさんありますので、その悩みを解決するためには3つの基礎知識をつける必要があります。
基礎知識の身に付け方
それでは、基礎知識の身に付けるために下記で挙げる実務書籍を読破すれば大丈夫です。
なぜなら私が現在行政書士として相続業務をこなすために使っている書籍だからです。
例えば、行政書士で開業した当初から使っている「行政書士のための遺言・相続実務家養成講座」なら、行政書士としての相続業務の手順をオーソドックスに解説してくれています。

私自身が使って必要だと思う書籍を紹介しているので、完ぺきにすれば相続業務に必要な基礎知識を身に付けることができます。
おまけ:某学校の実務講座は必要ない
よく実務を覚えるために悩んでいる先生がいます。そして某学校などが開催している実務講座を受けようとする人がいますが、これは必要ありません。
こちらの記事を読んでいただければ、必要ない理由が分かります。
イシマサが実際に使っているおすすめ5つの書籍「相続編」
それでは、私が使っているおすすめ実務書籍を5冊紹介します。
行政書士のための遺言・相続実務家養成講座

まず初めに「行政書士のための遺言・相続実務家養成講座」という実務書です。
この書籍は非常に役に立つ相続実務の基本書となります。なぜなら、行政書士に特化した実務の流れを詳しく書いた内容になっているからです。
私も初めて相続業務の実務を行うときに大変お世話になった本です。
例えば、相続時の相談対応から手続き完了までの流れを詳細に書いてあり、この一冊を読破することで相続業務の実務が理解できます。
「行政書士のための遺言・相続実務家養成講座」は行政書士のために作った専用の実務書籍ですので、手に入れておいて損はないでしょう。
はじめての相続・贈与ABC

次に「はじめての相続・贈与ABC」です。これは専門家が読む本というよりは一般の方向けの相続本です。
なぜなら、相続とはどうゆうものなのかについて書かれた内容になっているからです。
例えば、「相続人はだれになるのか」「相続財産の割合は」「財産金額はいくらから相続税がかかるのか」など自分自身に相続問題が起きたときに初めて読む本になります。
この内容を読んでおくことは相談対応のときに役に立ちます。なぜなら、本の内容を自分なりにアレンジして話すことができます。また、この本は誰もが見ても分かりやすくなっているので、お客さんに話すときに本を見せながら説明するといいです。
私がよく行っているのですが、相続割合を言葉だけで説明してもお客さんはピンときません。しかし、以下のようなページを見せながら話すと一発で理解してくれます。

専門家に向けた専門書籍だけが必要なるかというとそうではありません。一般の人が読むような本も読んで、相続全体を分かりやすく説明できるようにしておくことが必要です。
※すでに古い書籍なので、法改正や税制に対応できていないので注意!
民法Ⅳ・家族法
次に紹介する「民法Ⅳ」と「家族法」は、実務書というよりは、民法の家族法を深く学ぶための専門書です。
なぜなら「学説」「重要判例」「重要論点」などが書かれた法律学を学ぶための書籍だからです。
いまさら、こんな法律学的な専門書で勉強が必要になるの。と思うかもしれませんが。
相続業務を行うために、このような専門書も読んでおくことも必要です。それは、相続の基本書だからです。
例えば、相続の相談をされたときに基本書に書かれていない事例ならば難解な問題だと判断することができ、慎重に対応しなければいけません。

このように、基本書を読んでおけば知識のストックが格段に上がるので、どんな相談でもあせらずに対応することができるようになります。なので、基本書も読んでおくことは、実務をスムーズにこなすために必要です。
※ 「民法Ⅳ」については、古い書籍なので法改正に対応できていないので注意が必要です。 ただし、他の知識は応用可能です。
相続における戸籍の見方と登記手続

相続の手続きでは、戸籍の読み取りが必要になってきます。なぜなら、戸籍を読み取り相続人を確定しなければいけないからです。
その戸籍を読み取るため「相続における戸籍の見方と登記手続」が必要になってきます。
この本は専門家でも読むのが大変な専門書です。

しかし、戸籍というのは古ければ古いほど読み取るのが難しくなってきます。
例えば、数次相続が絡むと「本家と分家の繋がりが切れている」「兄弟姉妹が数人おり、三男四女が養子に行って・・・」など
多数の血族が絡んでくると読み取るのも困難になってきます。
なので、書店で買えるような書籍では対応できないこともあるのです。※書店で購入できる書籍の内容ならインターネットを使って手に入れることが可能。
さまざまな事例の戸籍対応ができるよう最初からこの本を購入しておくと、他の戸籍関係に関する書籍を購入せずに済むので無駄な費用を出さずに済みます。
遺産分割協議書などの書類は行政書士開業セットを購入
遺産分割協議書や相続関係説明図などの書類は、行政書士開業セットを購入して作成しました。
さまざまな書類のフォーマットが揃っているので、あると非常に便利ですね。以下の記事で行政書士セットについて詳しく書きましたので参考にしてください。
[追記]その後購入して勉強になった相続・遺言書関連16の書籍を紹介
ここからは、記事を執筆後、さらに書籍を購入し勉強になった書籍関連を紹介します。
遺言は、相続と関連が深いので遺言書に関連する書籍も一緒に紹介します。
まずは、写真で紹介。

幸せを呼ぶ相続の教科書
「幸せを呼ぶ相続の教科書」の概要は、まず遺言書の説明から入り、その後事例ケース、最後に公正証書遺言、相続手続きを記載した本ですね。
ケース40事例と多くありませんが、事例1つ1つに問題点とポイント対策が記載されているので知識を増やすのに利用できます。ただし、内容には遺言書の書き方はないので注意。
相続バトルを回避する遺言書のつくり方
「相続バトルを回避する遺言書のつくり方」は、半分くらいまで相続トラブルの事例を永遠と語ります。その後、トラブルにならないための遺言書の作り方が記載されています。
ただし、半分から後半は基本的な内容なので必要ないかも。
争族にならないための遺産相続―ドキュメント「遺言書さえあれば…」
「争族にならないための遺産相続―ドキュメント「遺言書さえあれば…」
題名通り内容が他の本と違いストーリー形式(ドキュメント)になっています。小説を読んでいるように情景を頭に思い描けるので感情移入しながら読めるのがいい。
8割以上はストーリー形式で、残り2割が遺言書、相続対策についての形式的な内容が記載されています。
相続対策の9割は遺言書で決まる
「相続対策の9割は遺言書で決まる」は、老後の資金問題など、ライフプランに関する内容になっています。
そのプランの1つ、財産の処分について遺言書があると相続問題に発展しなくて済む。だから、遺言書を作ることも相続対策になります。的な内容になっています。
遺言書メインの本というより、相続対策の方法が載っている本ですね。老後にどんなお金が必要でどうすればより良い人生で終われるのか老後の資金問題など基礎的な知識が学べます。
遺言書と感謝のメッセージ―60歳をすぎたら書いておく もしものときに悔いを残さないために
「遺言書と感謝のメッセージ―60歳をすぎたら書いておく もしものときに悔いを残さないために」は、前半部分が遺言者目線で書かれている本です。かつ、感謝のメッセージなので、実務で遺言書の付言を書くときに非常に参考になります。
後半、遺言書の作成方法や起こり得る問題の対策方法、葬儀の方法など事細かく書かれています。
この1冊を読むだけでも、遺言書についての知識が高まるでしょう。機会があれば一読の価値あり。
勝つ相続 ~揉めない遺言書の書き方、伝授します~
「勝つ相続 ~揉めない遺言書の書き方、伝授します~」は、弁護士の山岸久朗氏が書いた著者です。基本的には、相続問題ついて書かれており、相続が「争族」にならないための予防について、弁護士目線から書かれた内容になっています。
行政書士は、揉めている場所に入っていけないので、弁護士目線の知識は必要ないと思いますが、そんなことはなく、お客さんからすると同じ法律の専門家と思ってます。
ですので、遺言書の有無によって未来がどうなっていくか(揉める原因)お客さんに具体的な説明ができると納得してくれるので受注にしやすくなります。
相続・遺言・遺産分割書式体系
「相続・遺言・遺産分割書式体系」は、失踪宣告書や成年後見開始の申立書、各調停申立書など、裁判所に提出する書式と意味について書かれた実務書籍です。
一見、行政書士は作成に関わらない書類が多いと思われますが、相続人不明、相続放棄などの相談も多くどんな手続き、書類が必要なのか把握しておかなければ、対応できないケースもあるので読んでおいて損はない1冊です。
遺言執行者の実務
「遺言執行者の実務」は、題名通り遺言執行者の実務進めたについて書かれた本です。

遺言書作成業務に携わるなら、上記の画像のように遺言執行者に選出されることがあります。ですので、このような実務書を読んでおくことは必須ですね。
新版 葬儀・法要・相続・お墓の事典 オールカラー
行政書士のように終活に関わる仕事している人でも、葬儀、法要、お墓など亡くなった後の手続きや流れが分からない人も多いのではないでしょうか。

お恥ずかしながら、遺言書、相続手続きは知っていても、その間の手続き…葬儀やお墓に関する知識はほとんどありませんでした。
私があったケースですが、ご夫婦で遺言書作成されたお客様がいて「私たちが亡くなるまで面倒見てください。だから、後日、お墓があるお寺の住職と会ってください」と最後までお願いされたこともあります。
なので、書類作成や相続手続きだけの知識だけなく終活全体の知識を入れておく必要がありますね。
82のケーススタディでわかる遺言書のいちばんやさしいつくり方
「82のケーススタディでわかる遺言書のいちばんやさしいつくり方」は、遺言書を作る人がよくあるケースを紹介した本です。
難解な事例よりも、こんな家族問題は「どこでもあるでしょ」ならば、遺言書を作っておくと後々安全ですよ。
というオーソドックスな書籍です。
円満な相続には「遺言書」が必要!―1万件の実例が証明
「円満な相続には「遺言書」が必要!―1万件の実例が証明」も上記で紹介した「82のケーススタディでわかる遺言書のいちばんやさしいつくり方」と内容は同じで、1万件の実例から統計を出してよくあるケースを紹介した本です。
オーソドックスな事例も覚えておくのことも大切です。
遺言書を作りたいお客さんは、何気にオーソドックスな事例が多いからです。
例えば、兄弟姉妹には財産を一銭も渡したくないから、夫婦で遺言書を作りたいなど
オーソドックスな事例もしっかり勉強しておきましょうね。
改訂 遺言条項例 300&ケース別文例集
「改訂 遺言条項例 300&ケース別文例集」は、遺言案を作成するときにあると力強い味方になってくれる本です。
お客さんから聞いた内容を、法的効果がある内容で文例を作成しなければいけません。その時、どんな文例がいいのか迷ったときに書き方が載っている実務書籍。


先日、公証役場でこっそりと棚を覗いていたら、「改訂 遺言条項例 300&ケース別文例集」を見つけました。
Q&A「成年後見」実務ハンドブック【改訂版】
「Q&A「成年後見」実務ハンドブック【改訂版】」と以下で紹介している「成年後見人制度の実務と税理士」は、成年後見について書かれた本です。
成年後見人制度の実務と税理士
まだまだ、お客さんには浸透していない制度ですが、遺言相談を受けていると「認知症」の不安を持っている人が沢山います。
そんな時、後見制度について話す機会があります。ただ私は任意後見も成年後見も引き受けたことはありません。
なぜなら、お客様の人生に深く関わることになるので、安易に判断しないためです。簡単に引き受けてしまって、後から無理ですという無責任なことはできないからですね。
行政書士になるとコスモス成年後見サポートセンターが主催する研修があるので、それに参加すると書籍を読むより「実務、現場」の実態がよく分かると思うので参加(有料)するのもいいでしょう。

高齢者をめぐる法律問題入門 (東弁協叢書)
「高齢者をめぐる法律問題入門 (東弁協叢書)」は、高齢者に起きる法律問題を紹介している本です。
画像は目次です。高齢者を狙った訪問販売で押し売りされてしまった、または高齢者に対する虐待などは、ニュースを見ていればよく飛び込んで来る話題ですよね。
遺言書を作る人は、基本的に高齢者が多いです。もちろん上記のような高齢者に起こり得る問題も相談時に話題になります。
なので、遺言業務を行いたいと思っている人は、このような知識も入れておくといいでしょう。
シニアをめぐるビジネスの実際と法律問題―超高齢社会における住まい・介護・契約・高齢者雇用を中心に
「シニアをめぐるビジネスの実際と法律問題―超高齢社会における住まい・介護・契約・高齢者雇用を中心に」の本は、高齢者側が起きる目線の問題ではなく、高齢者を受け入れる側で起きる高齢者との問題を書いた本です。
例えば、介護施設での利用者とのトラブルなど
グループホーム、特別養護老人ホームなど介護施設を経営する側に起きる問題を提起した本です。
行政書士の業務分野として介護施設の許可手続きしている専門家もいます。相続・遺言手続きを多くこなしていると介護施設を立ち上げたいという経営者からの相談も来ます。
実際、イシマサもこの記事追記執筆中にグループホームの立ち上げの相談を受けています。
高齢者側ではなく、高齢者を受け入れる側の知識も入れておくと両方にアドバイスできるのでいいですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
実際に私が相続の実務を行うために買った本です。
開業すれば、高い確率で相続に関する相談は来ると思います。もし、相続手続きを行ったことがないならば、まずは上記で挙げた5つの書籍で勉強しておくといいですよ。
さらに追記した書籍で相続知識の上乗せはもちろん遺言書など高齢者に関わる周辺の知識も一緒に入れておくと、お客さんにより良いサービスが提供できるようになります。
開業して4年以上の月日が経ちましたが、分からない時は、何度も読み返し知識の定着を図るため今現在でも大切に使っています。
これから相続・遺言業務をメインに考えているのなら、書籍を使って実務を学んでおいても損はありませんよ。
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