こんにちは。イシマサ.comです。
先日、果樹の苗を購入するため、茨城県小美玉市にある県内最大の植物園「トキワ園芸農協花木センター」に行ってきました。

この日から1週間前に、畑の土壌作りを行いました。
その時の様子もブログで紹介していますので参考にしてください。
↓↓
土壌作り後、まだ何も植えていないので、果樹の苗を植えて…「美味しい果物をたくさん食べれることができたら…何って幸せな気分になるのだろうか」と甘い夢を描きつつ、苗を購入して育てることにしました。
今回、このトキワ園芸農協花木センターにお邪魔した時の様子と、良質な苗選びのコツを紹介します。
これから、家庭菜園を始めたばかりで、苗選びに悩んでいる人なら参考になると思います。
それでは、今日も行ってみましょう~(^^)/
トキワ園芸農協花木センターとは

さきほども言いましたが「トキワ園芸農協花木センター」は県内最大の花木センターです。
ただし、ただ大きな花木センターだったからここに訪れたわけではありません。
イシマサの自宅から、この花木センターは、距離にして50キロも離れており、車を走らせて1時間半もかかる場所に位置しています。
そんなクソ遠い花木センターにも関わらず、ここに訪れた理由がちゃんとあるのです。
それは農家の知人から「安価」で「良質な苗」が揃っているのは、このトキワ園芸農協花木センターと教えてもらったからです。
以前、観葉植物を求めてここに訪れたことがありましたが、その時はただ大きい花木センターだとしか思っていませんでした。
とまぁ、知人の情報を元、果樹の苗を求めてここに訪れたのです。


トキワ園芸農協花木センターは、果樹だけでなく、観葉植物から花や土壌の用土までなんでも取り揃えております。
今回、平日だったこともあり、お客さんもまばらで飲食などのお店は営業しておりませんでした。
しかし、休日になるとイベントなども開催され、多くの人が訪れ賑やかなになるそうです。
名所 | トキワ園芸農協花木センター |
住所 | 〒319-0132 茨城県小美玉市部室1189-4 |
営業時間 | 10月16日~ 2月28日 朝9:30~夜17:15 3月 1日~10月15日 朝9:30~夜17:45 ※12月31日、1月2日、3日のみ 16:00閉園 |
TEL | 0299-48-2031 |
HP | https://www.tokiwa-web.com/ |
駐車場 | 1,500台 |
比較的、安価で購入できる

上記の画像を見てもらうと分かりますが、比較的、お財布にやさしい値段で購入できることが分かると思います。
訪れた時は5月上旬だったこともあり、種類によってはすでに終わっている物も、また中には数千円以上する物もありました。それでも、巨峰やリンゴなどの苗は、1000円以下で購入できました。
現在、楽天やAmazonなど通販のほうが安く購入できると思っている人もいるでしょう。しかし、通販より、このような花木センターで購入した方が安く購入できると思います。
なぜなら、通販の場合、送料なども含めた価格帯で出品されているからです。
また、花木センターでは、直接、卸売業者に説明を受けて良質な苗が購入できるのもメリットですね。
500円でメンバーズになると「優待セール情報」や「即日10%off」でお得
支払い時に、メンバー会員(500円)になると当日の購入代金から園内の商品10%offされるお得なメンバーカードを発行してもらえます。
会員割引は、毎購入時に割引されます。
さらにメンバーズの場合、会員特典の優待セール中「2月と9月」の園芸商品は30%off、食堂・売店なども20%offでお得に購入できます。
有効期限は発行後「2年間」です。
良い苗木を選ぶ4つのコツを写真で紹介
それでは、ここからは良い苗木を選ぶコツを紹介します。
選ぶコツとして以下の4つがあります。

苗を選んだことが無い初心者でも、以上の4つを目安として苗木を選ぶといいでしょう。
通販の場合、自分の目で目視ができないので、届くまで良質な苗なのか判断できないデメリットもあるので注意ですね。
1本では、結実しない自家不和合性の果樹には注意
また、果樹によっては1本の木だけでは、実がならない果物があります。それを自家不和合性(じかふわごうせい)といいます。
代表的な果物として「リンゴ」です。
リンゴは、同品種たとえば有名どころでは「ふじ」がありますね。ふじの苗を1本また2本植えたとしても結実しません。
この場合、結実をさせるには他の品種たとえば「つがる」などを植えなければいけないのです。
もし、そのことを知らなければ、いつまで経っても実がつかないということになり兼ねませんよね。
自分が育てたい果樹のことが分からないのなら、園芸店のスタッフさんに尋ねて購入したほうが安全でしょう。
イシマサが購入した果樹の苗を紹介
イシマサが住んでいる茨城県(東京より)の気候でも育てられる果樹を紹介します。
紹介する果樹は、実際に私が購入した物です。
「巨峰」と「ナイアガラ」のブドウ類

まず1種類目は、ブドウ類にしました。
ど定番の巨峰とナイアガラという2品種を購入しました。本当は、いま流行りのシャインマスカットが良かったのですが、私が行った時にはすでに売り切れでした。
行士業_石昌様-150x150.jpg)
残念でした…
ただし、スーパーなどで売っているシャインマスカットなどは、ジベレリン処理という方法を行っているので種なしになっているそうです。
ですから、家庭菜園でシャインマスカット栽培をする時には、そのジベレリン処理をしないと、巨峰などと同じ種ありぶどうになってしまうみたいです。
ということは、巨峰でもジベレリン処理を行えば、種なしぶどうが作れるということですね。
卸売業者さんに聞いたところ、巨峰は定番品種だから育てやすいということを教えてもらいましたので、巨峰を選びました。
もう一方のナイアガラという品種は、ニューヨークで誕生したコンコードとキャッサデーの交雑種だそうです。甘みが強く、特有の芳香があり、実は小さめで種入りですが、皮離れがよく非常に食べやすいみたいです。
また、果樹としては、病気や耐寒性に強いらしいので、ほっておいても勝手に育ち初心者にもお勧めと教えてもらいました。
行士業_石昌様-150x150.jpg)
ほっておいて勝手に育つ…これがナイアガラに決めた理由です
「あきづき」と「新高」の梨類

2種類目は、梨です。
茨城県は、千葉県に次いで全国第2位の生産量を誇っています。ですので、梨栽培に適した気候なのかもしれませんね。
私が、花木センターに行った時には、ほとんどの品種が売れてしまっており、写真に写っている「あきづき」と「新高」の2品種しかありませんでした。
値段も他の巨峰やリンゴと比べて、2,000円~2,500円と倍以上しどうしようか迷いましたが…娘たちは梨が好物ということもあり…「笑顔」がみたいと思い、購入することに決めました。
「ふじ」と「つがる」のリンゴ類

最後は、リンゴです。
リンゴと聞くと、青森県などの寒い地域で育つイメージがありますよね。
それでも以前、栃木県の壬生町にある「おもちゃ博物館」でリンゴがなっている木を思い出し、茨城県でも育てられるのでは!と思い、調べたところ主に茨城県北のほうで育てられていることが分かりました。
ただし、私が住んでいるところは県北どころか、ほぼ県南の真逆です(^-^;それでも、卸売業者さんに聞いたら、自分で食べる家庭菜園程度なら十分に楽しめるから大丈夫と教えてもらいました。
リンゴは、1本の木だけでは、実がならない自家不和合性の果樹なので、1本は「ふじ」にし、そのふじと相性がよい「つがる」という品種の計2本を購入しました。
果樹の苗以外にも、さまざまな植物が売っている
今回、トキワ園芸農協花木センターでは、果樹の苗が目当てだったので、他の区画にはいきませんでしたが、果樹だけでなく、観賞用の観葉植物や野菜の苗など植物なら何でも売っています。
例えば、以下のような「ミッキーマウス」の木などもその1つです。

先日、植え替えたゴムの木「ウンベラータ」も2年前にトキワ園芸農協花木センターで購入した物です。

まとめ
茨城県の小美玉市にあるトキワ園芸農協花木センターの様子をお伝えしました。
果樹の苗だけでなく、植物を購入しようと思うなら、通販ではなく足を運んで自分の目で見て、分からないことはプロのアドバイスのもと、購入することが失敗しないコツかも知れません。
また、そのよう園芸店に足を運ぶのも、楽しみの1つですよ。
欲しい苗を決めて行ったとしても、いざお店で違った苗を発見してしまうと。
あぁこっちもいいなぁ!プルーンやキウイフルーツも育ててみたい!いやいや、「もも」も捨てがたい!
など、ワクワクして心が躍ってしまいますよ。
なので、花木センターなどに訪れたことがないなら、1度でも足を運んでみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、お気に入りの苗が見つかるかもしれませんよ。
では、今回はこれで以上です。
またお会いしましょう~
Twitterもやっているのでフォローもお願いします(^^)/
Follow @kinugyosei