合格したら行政書士会へ登録『登録~開業準備・初業務の進め方』まで一連の流れを紹介します

開業・実務関連

行政書士に合格したら、さぁ開業という道が待っています。

実際に開業するために

登録費用はいくらぐらいなのだろう

どんな書類が必要になるのだろう

どうなったら開業になるのだろう

など、そもそも開業まで何をどうすればいいんだろう?と悩んだりしますよね。


今回は、私が開業したときの流れをお伝えします。読んでいただければ登録から開業後のことも分かります。

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行政書士会に登録しよう

合格しただけでは、まだ行政書士になっていません。

合格は、行政書士になるプラチナチケットを得たにすぎません。都道府県の行政書士会に加入登録しはじめて行政書士になれるのです。

茨城県で開業するなら茨城県行政書士会です。加入するために、必要書類を作成収集し登録費を行政書士会に納めれば登録可能です。

行政書士になるための必要書類を揃える

  • 行政書士登録申請書
  • 住民票
  • 合格書
  • 履歴書
  • 登記されていないことの証明書
  • 身分証明書※免許などではありません。
  • 誓約書
  • 事務所になる建物登記簿謄本
  • 使用承諾書※賃貸事務所の場合
  • 事務所の位置図※Google地図など
  • 事務所の平面図
  • 事務所の外部、内部の写真
  • 証明写真5枚

個人開業なら上記の書類を作成収集しなければいけません。申請書の作成方法や集め方は、あえて書きません。

それは行政書士としての第一歩になるからです。行政書士は、申請業務がメインであり他の申請でも上記のような書類の作成収集が待っています。今後のために、自分の力で調べて作成収集してみましょう。

参考として私が属している茨城県行政書士会HPを載せておきます。ここで、入会手続きの方法が記載されています。他の都道府県の行政書士会を調べれば、入会手続きの方法は載っていると思うので調べてください。

読んでも分からない箇所があれば、当該行政書士会で聞くようにしてください。

調べることも行政書士になったら基本中の基本です。分からないことは、とりあえず調べる。それでも分からないときは、電話で聞くことです。

行政書士の登録費は約30万円

行政書士の登録費はどこの行政書士会も30万円程度です。ちなみに茨城県だと287,000円です。※平成27年登録時

支払いは、振込なのか現金持参なのかは各行政書士会によって違います。私が登録したときは、行政書士会に必要書類と現金持参でした。

開業地を管轄する行政書士会に必要書類を持っていく

すべての必要書類が揃ったら、登録費と必要書類をもって所属する行政書士会に持っていきます。事前に連絡しておいた方が、話がスムーズになるので必ず行政書士会に連絡してからいってくださいね。

当日、印鑑も忘れずに持っていくことをお勧めします。申請書に訂正があった場合に必要になりますので印鑑は忘れないように持参したほうがいいでしょう。実際、私も訂正する場所が何か所かありました。

登録までに1か月半2か月は掛かる

書類と登録費を納めたら、登録までに1か月半~2か月は期間が掛かります。登録式なるものがありますので、式が終れば晴れて行政書士となれます。

登録までに、開業のための道具類を揃える

登録までに、ちょっとした期間が空くのでその間に開業するための機材や道具を揃えるようにしましょう。パソコンはあったので、それ以外の

  • ビジネススーツ
  • インクジェット式プリンター兼FAX付き
  • クリップやクリアファイルなど事務用品
  • 固定電話

当時、用意したものはこんな物でしょうか…開業するのに最低必要な機材はこの程度で済んでしまいます。

当時はこんな物でしたが、今現在開業するとならばこんな物を揃えます。下記の記事を参考にしてください。

名刺など営業ツールを作成

次に営業ツールを作成します。「開業のあいさつ状」「見積書、請求書、領収書などのひな型」「チラシ」「名刺」など。


名刺やチラシは、出来栄えやインク代など考えると自作より、ラスクルなどのインターネット印刷屋さんに頼んだ方が断然にお得です。


開業当初、自作で作った名刺をお客様に渡したところ、『こんな薄っぺらい名刺じゃだめだよ』とダメ出しをもらったことがあります。それからというもの、多少のお金を掛けてでも名刺などの販促品は外注しています。

\500円引きクーポンあり/

事務所webサイト作成

事務所webサイトは、まず自作で作るのがおすすめです。くれぐれも、外注に頼もうなどと思わないでください。費用も時間も無駄になります。私は、3回webサイトを作り変えています。

1回目はわけのわからない作成ソフトで作ったら、みすぼらしいwebサイトになってしまい失敗に終わりました。それでも、奇跡的に1件だけ受注できたのですけどね。

2回目は、知人の業者に外注して作成を頼みました。出来栄えは1回目のより断然キレイに仕上がり期待できると思ったのですが、1年半以上経過しても1件のご相談すらなかったのです。

なおかつ、自分では内容の手直しができず毎回煩わしいやり取りを業者さんとしていました。費用も毎回掛かることに正直アホくさと思ったぐらいです。

その後、どうにかwebサイトで収益したいと考えいろいろと勉強しました。そしたら、デザインよりもwebサイトの内容を充実させなければダメということが分かり、3回目のwebサイトを現在作成中です。

このように登録までにやることはたくさんありますので、1つずつ進めていくようにしましょう。

登録後、税務署に開業届する

行政書士の登録式が無事に済みましたら、すぐにでも売上を上げるため営業に行きたいと思いますよね。ちょっとだけ、待ってください。焦らず、税務署に開業届を出しにいきましょう。

白色申告なら税務署に開業届を出す必要ありませんが、青色申告なら税制面が優遇されますので開業届と青色申告を税務署に届けておきましょう。

提出先は、事務所の住所地を管轄する税務署です。

添付書類などはないので、すぐに開業届できます。事前に開業届の用紙を書かなくても問題ありません税務署に書き方も用紙も揃っています。心配なら税務署に一度連絡してからいった方が無難ですのでそうしてください。

さぁ、売上を上げるため営業方法を考えよう

ここからは、無事に行政書士登録し開業したら、あとは売上を上げるために営業して行くことになります。営業方法に決まったルールはありません。

事前に決めている営業方法があるならそれを実行すればいいでしょう。分からなければ、私が取った営業方法を下記の記事で載せておきます。


最初の業務の対応はどうする

最初の業務は、前触れもなくやってくると思います。私も開業してから3か月後に前触れもなくやってきました。

当時、行政書士会が主催している実務研修に参加していたときです。固定電話から私の携帯に転送がかかり、電話を出ると仕事の相談でした。

電話対応方法

最初の電話相談は、ドキドキの連続です。お客さんは言いたいことを伝えまくってきますのでテンパること間違いなしです。

そうならない為にも、あせらず用件だけを聞いて「出先なので折り返し連絡します」と伝えて、とりあえず調べる時間を作りましょう。

相手の連絡先を聞いて電話を切り終わったら、ネットで調べられるだけ調べます。そして、タイミングを見計らって折り返しの連絡をします。詳しく内容を聞いて、その場で答えられるようなら答えてあげて、分からなければ「調べてみないと分かりません」と伝え訪問相談の約束をします。

名前、住所や時間など聞きアポ取りし無事に終了です。

アポは、数日置いてからにした方が無難ですね。なぜかというと、その間に相談中で聞かれそうなことを調べるからです。

訪問相談の対応方法

初の訪問相談もかなりドキドキすると思います。私のときは相続関連の遺言でした。お客さんの話が目まぐるしく変わり、かつ戸籍などの書類も見せられ対応に困ったのを覚えています。

対応方法としては、雑談し和む雰囲気を作るようにします。そして、自分の現状をしっかり話すことです。例えば、開業して間もないことなど。。。

そうすることで、見栄など張る必要もなくなるので、分からないことははっきり「勉強不足なので後日返答します」と言えば大丈夫です。逆にあいまいなことを答えてしまうと信用がなくなるので注意しなければいけませんね。

報酬金額は絶対に聞かれることなので、必ず前もって準備しておきましょう。ある程度の金額で問題ありません。相談前にある程度の報酬金額を調べておき、聞かれたら口頭でもいいので答えるようにします。その時に、確実に着手金のことも説明しましょう。

私の失敗談なのですが、着手金を貰わず業務を進めて完了したことがあります。完了後、請求書を送っても一向に払ってくれないお客様がいて困ったことになったのです。結局、最後は払ってもらったのですが、何度も請求の連絡をすることになってしまい、お互いに後味か悪いものになったのを覚えています。

今思えば、そのお客さんは着手金の説明もしたが払ってくれませんでした。毅然とした態度で着手金をもらってから業務を進めていれば、ちょっとは違った結果になっていた気がします。

受注後の対応

受注した業務はネット検索や書籍などありとあらゆる方法で実務を覚えます。

それでも、分からないことは役所に聞くのが一番です。私は公正証書遺言書の作成だったのですが、調べても手続きの進め方にピンと来なく、結局公証役場に問い合わせて詳しく手続きの流れを聞きました。

そしたら、事務員さんが親切に電話越しで教えてくれ、なおかつパンフレットまで送ってくださったのです。その情報を元にお客さんと数回打合せを繰り返し、無事に業務を完了することができました。

受注後は、ありとあらゆる媒体を使って実務の勉強しながら進めていくしかありません。開業すればこんなことは当たり前だと思ってください。

完了後請求書の発行と領収書の発行

業務完了後、速やかに請求書を発送付するか持参しましょう。と同時に領収書を作成しておきます。持参の場合、その場で支払ってくれるお客さんもいますので、領収書も必ず持参しておきましょう。

あとよく業務完了後に手土産を持って行ったりもします。それは、打合せ中に粗品をもらったりすることがあるので、そのようなお客さんにはお返しで「ご注文ありがとうございました」と気持ちを込めて渡します。

まとめ

以上が、登録から開業後の進め方、初業務の完了まで書いてみました。

これは、私が実際に体験したことです。

これから開業する人に役立つ情報を提供できたらうれしく思います。

登録開業まで、早くても2か月ぐらいは掛かると思います。その間も無駄にすることなく、売上をあげるための行動をするといいでしょう。

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